東レは1月27日、インドのグジャラート州都ガンディナガールで開催される、「プラストインディア 2015―第9回国際プラスチック産業展」に出展すると発表した。
同展の会期は、2月5日から10日までにかけての6日間で、開催時刻は10時から18時まで(最終日は17時まで)。公式サイトはhttp://www.plastindia.org/。同社の展示ブースは、ホール11 B14/C13。出展規模は、99㎡。
出展物は、高耐熱・高機能樹脂製品(自動車関連部品、家電関連部品)、ハイバリアフィルム、炭素繊維複合材料など。
同産業展は3年に1度開催されるインド最大規模の展示会で、同社は前回の2012年に引き続き2回目の出展となる。
今回は、次世代環境対応自動車に搭載されるターボ関連部品、冷却モジュール部品などに使用されている高耐熱・高耐薬品のPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂や、家電、自動車・バイク等幅広い分野に使用されている良塗装、帯電防止、耐薬品、無塗装メタリック色を実現する高機能ABS(アクリルニトリルブタジエンスチレン)樹脂等の製品と、環境対応型ハイバリアフィルム、高機能剥離フィルム、炭素繊維複合材料等を展示する。
同社は、2014年4月からスタートさせた中期経営課題「プロジェクト AP―G 2016」における成長戦略の一つとして、今後大きな経済成長が見込まれるアジア、アメリカおよびその他地域の新興国で同社グループの事業を積極的に展開する「アジア・アメリカ・新興国事業拡大(AE―Ⅱ)プロジェクト」に取り組んでいる。その中でもインドは、今後の大きな成長が見込まれる重要市場の一つという位置付けである。2011年にムンバイに商事子会社として東レインターナショナルインディアを設立、また同社本体としても2011年にグルガオンに駐在員事務所を設置し2014年にトーレ・インダストリーズ(インディア)として現地法人化した。さらに2014年9月にはエアバッグ基布製造販売会社をムンバイに設立し、インドにおけるマーケティング・事業展開を積極的に進めている。