住友ゴム工業は1月30日、ドイツのタイヤパンク応急修理キットメーカーであるテラ エス オートモーティブ システムに対し特許侵害訴訟を提起していたが、両者間で和解が成立したと発表した。
同社は、ドイツにおいてテラ エス オートモーティブ システム製パンク応急修理キットが同社の特許技術を許可なく使用していたとして、2011年4月に特許侵害訴訟に踏み切っていたが、今回和解交渉が最終合意に至り、特許侵害訴訟を取り下げた。
今回の訴訟対象となった技術は、既にドイツ・米国などで特許権を取得しており、高い評価を得ている。同社は、これからも知的財産権を重要な資産ととらえ、今後とも最新の技術を開発するとともに知的財産の確保と活用を積極的に進めていくとしている。