【統計表2点あり】
1月の東京ゴム相場の推移を見ると、先限(6月限)の終値は、昨年の大納会終値と同レベルの214円台からから始まり、その後はゆるやかに下落すると、200円ラインを行き来する展開が続いた。30日には196円50銭をつけて大引けを迎えた。
当限(1月限)は190円台後半からゆっくりと下落しながら推移し、終盤にやや戻して188円をつけ、26日の納会を迎えた。
27日発会の新甫7月限は、201円台からスタートし、月末にはやや下げている。
昨年末に天然ゴム生産地を襲った洪水の影響は治まりつつある。1月はゴム生産の最盛期であり、さらに2月からは落葉期(ウインタリング)に入るため、供給の減少は避けられないと見て、相場の下支え要因になると見られていた。
さらに、昨年から