14年年間の天然ゴム輸入実績 輸入量4%減、金額23%減

2015年02月09日

ゴムタイムス社

 日本ゴム輸入協会がまとめた14年1~12月の天然ゴム輸入実績によると、輸入量(生ゴム)は68万9447t、前年比4%減、輸入金額は1506億5366万円、同23%減となった。

 14年の天然ゴム輸入実績を振り返ると、4月に実施された消費税率改定をはさみ、天然ゴムの主要需要先である自動車用タイヤ生産の変動の影響を受けて、輸入量は増減の激しい一年だった。一方、輸入金額は天然ゴム価格低迷の影響などもあり、2月以降は一貫して下落し続けた。

 自動車用タイヤ・チューブの生産量(JATMA統計)によると、14年年間では前年比0・6%減となった。天然ゴム消費の約9割を占めると言われるタイヤ部門の生産量減が、天然ゴム輸入量に色濃く反映していることが窺える。

 一方、12月単月の天然ゴム輸入実績では、輸入量が合計5万6026t、前年同月比

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