ポバール興業の2015年3月期第3四半期連結決算は、売上高16億4400万円で前年同期比2・2%減、営業利益5000万円で同63・5%減、経常利益7000万円で同57・2%減、四半期純利益5600万円で同49・6%減となった。
同社グループでは「接着・樹脂加工を基盤とし、拠点相互のネットワークを最大限活かした成長事業、新規事業とグローバル展開」を基本方針として「ソリューションビジネスの展開」「グローバル展開の推進」「成長事業・新規事業推進」を目標に取り組んできた。
第3四半期連結累計期間は、新規開拓を積極的に進めるため、訪問件数の増加に注力してきたが、主要な取引先における稼働率の低下などの影響を受け、受注が減少したことから減収減益となった。
通期業績予想については、当初予想を下方修正した前回(14年10月17日)発表からの変更はなく、売上高23億9200万円で前期比3・2%増、営業利益2億8200万円で同15・7%増、経常利益2億8100万円で同0・5%減、当期純利益1億9100万円で同10・5%減を見込んでいる。