日本建設機械工業会の藤岡純会長は2月18日、東京・大手町の経団連会館で記者会見を行い、建設機械需要予測を発表した。
2014年度の出荷金額は2兆1205億円で前年比2%増の見込み。一方、15年度は2兆925億円で同1%減との予測を示した。昨年8月に発表した予測に比べ、14年度は155億円上回る見込みで「半年前の想定より明るい見通しとなった」と藤岡会長は評価した。ただし、15年度については下方修正となっている。
なお、補給部品も含めた14年度の出荷額は2兆3705億円で、過去最高だった07年度に次ぐ水準。
14年度下期の国内出荷は、震災復興による需要や安定した官民の建設投資により8機種が増加した。しかし、主力の油圧ショベルで