クラレは15年度からスタートした中期経営計画「GS-STEP」でイソプレン事業では事業拡大に向けた新プラントの本格検討を行う計画でいるが、その新プラント建設について、同社の伊藤正明社長は決算発表席上、「アヒルの水かき状態」と 述べた。
同社の2014年12月期決算におけるイソプレン事業については、ファインケミカル及び熱可塑性エラストマー「セプトン」が堅調に推移したほか、タイヤ用途向けの液状ゴムの需要が回復したことで、イソプレン事業の売上高は446億7400万円、前期比6・4%増、営業利益は48億7400万円、同23・7%増の増収増益となり、イソプレン事業の次期業績見通しも大幅な増収増益を見込んでいる。
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