加貫ローラ製作所は、子会社、東京カツラ茨城工場の屋根(空きスペース)に、太陽光パネルを1288枚敷き詰め、再生可能エネルギー全量買取制度を活用した太陽光発電事業を始めると発表した。
太陽光発電設備は、2015年2月に操業開始(最大出力322kw)、年間予想発電量約32万kwh(一般家庭約90世帯分の年間消費電力量相当)。
同社は同設備導入により、社会貢献を図り(Co2削減、クリーンかつ安全なエネルギー発電設備)、遮熱による省エネ効果を見込んでいる。またBCP(事業継続計画)対策の一環として、災害停電時には非常用電源として活用できる設計となっている。
尚、2015年3月期決算では、グリーン投資減税による税制メリットを最大限活用し、取得価額全額を即時償却する見込み。
同設備は茨城県猿島郡五霞町幸主字川原693に所在。着工時期は2014年12月。設備投資額は約9200万円、売電単価は32円(税抜)/キロワット時。