住友ゴム工業は3月2日、2015年度のモータースポーツ活動計画を決定したと発表した。
今年も国内外において幅広いカテゴリーにタイヤ供給を行い、ブランド価値の向上を目指すとともに、モータースポーツの発展に貢献するとしている。
四輪モータースポーツ活動では、「ダンロップ」ブランドと「ファルケン」ブランドが、タイヤ供給などを行っていく。
「ダンロップ」ブランドで、国内においては、最も人気の高いレースのひとつである「スーパー GT」を中心に活動し、「GT500」クラスの「エプソンナカジマレーシング」と、「GT300」クラスの「ゲイナー」(2台)と、「R&Dスポーツ」の3チーム計4台にタイヤを供給する。
その他、「全日本ジムカーナ選手権」、「全日本ダートトライアル選手権」、「全日本ラリー選手権」、「全日本カート選手権」などの幅広いカテゴリーでタイヤを供給し、各クラスでタイトル獲得を目指す。また、モータースポーツの裾野を広げるべく、「FIA-フォーミュラ4」、「フォーミュラ4」、「TRDラリーチャレンジ」、「X30チャレンジ・ジャパン」などの入門レースにもタイヤ供給を行う。
また、海外においては、ドイツのツーリングカーレース「ニュルブルクリンク24時間レース」などに参戦する有力チームへのタイヤ供給を行う。また、オーストラリアのツーリングカーレース「V8スーパーカー」へのワンメイクタイヤ供給など、幅広い活動を行う。
「ファルケン」ブランドでは、アメリカを中心に開催される「チュードル・ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ」やドイツの「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦する有力チームへのタイヤ供給を行う。
また、今年から「ポルシェGT3カップチャレンジジャパン」へのワンメイクタイヤ供給を開始する。
二輪モータースポーツ活動は、「ダンロップ」ブランドが世界最高峰の二輪レースである「FIMロードレース世界選手権」において、「Moto2」及び「Moto3」クラスにワンメイクタイヤを供給する。また「アジアロードレース選手権」においては、「SS600」、「AP250」「アジアドリームカップ」、「スズキ アジアンチャレンジ」の4クラスにワンメイクタイヤ供給を行う。
また、海外のモトクロスレース活動においては、「AMAスーパークロス」での6年連続全階級制覇、「MXGP」でのチャンピオン獲得を目指す。
さらに、国内レースにおいては、「IA1」クラスで4年連続タイトルを獲得した「全日本モトクロス選手権」をはじめ、「全日本ロードレース選手権」、「全日本トライアル選手権」、「全日本エンデューロ選手権」において、有力チーム、ライダーをサポートし、上記各選手権でのタイトル獲得を目指すほか、地方選手権やイベントレースなどを含め、幅広くタイヤ供給を行う。また、イコールコンディションで気軽に参加できるロードレースとして人気の「CBR250Rドリームカップ」に、ワンメイクタイヤとして「スポーツマックスα―13H」を供給する。