「第21回建築・建材展2015」が3月3日~6日の期間、東京ビッグサイトで開催された。
同展は最新の各種建材や関連製品・サービスを幅広く紹介する国内有数の建築総合展。約300社が出展した。ゴム関連企業は次のとおり。
■住友理工
同社は「耐震・制震・免震ゾーン」で東海ゴム工業から社名変更して初めての出展。
「揺れを『制』する住まいへ」をテーマに、特殊粘弾性ゴムで地震の揺れを吸収する木造住宅用制震システム「TRCダンパー」を中心に紹介した。
TRCダンパーは、世界トップシェアを誇る自動車用防振ゴムで培った技術を応用した制震ダンパーであり、地震時に木造住宅の損傷を低減する制震装置。
特長は新築および住宅のリフォームにも適している点。また経年変化が少なくメンテナンスも不要で、優れた効果が持続するのも特長だ。
■信越化学工業
「超親水性」「酸化分解力」に分けて、光触媒コーティング液の性能を紹介した。
同製品の特長は、安全水系のコーティング液で、臭気・刺激性ゼロなこと。
また強靭な透明皮膜が美観を維持し、塗布・乾燥直後から高い親水性、分解活性が優れている点もある。ブースでは、外装用、内装用、ガラス用など用途に分けてパネルで展示した。
■ホッティーポリマー
同社は「建築・建材展2015」および同時開催された「ライティング・フェア2015」に出展した。
「建築・建材展2015」では、環境に優しい建築用部品などを展示。3月2日第3352号に掲載した新製品の特殊樹脂発泡「HPスポンジ」をはじめ、水密、気密、汚れの問題を解決する高機能な建築用ガスケット製品などを訪問者に提案した。
また「ライティング・フェア2015」では、「特殊樹脂・ゴム製照明カバーおよびフレキシブルLED照明のご提案」をテーマに、各種LED照明に使用されるカバー材、フレキシブルなLEDユニットなどを出品。 特に新製品「エクリカ(別紙詳細)」の性能がわかるように、PC(ポリカーボネード)と新製品を比較した耐候性評価の展示し、耐ティシュ摩耗チャックで耐傷付性が優れていることをPRした。
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