日本ベルト工業会がまとめた15年1月のゴムベルト生産実績によると、生産量は2352t、前年同月比5%増となり2ヵ月連続で増加した。内需は1603tで同8%減、輸出は749tで同47%増となり、4ヵ月連続で増加している。
品種別ではコンベヤベルトは1447tで同23%増。内訳は内需が同横ばい、輸出は同72%増の大幅増となり4ヵ月連続で増加した。
1月のコンベヤ国内は、主要需要先の鉄鋼生産がやや減少したものの、資源向けや火力発電所向けが堅調。輸出は、豪州など石炭・鉄鉱石産出国向けが回復傾向を見せ、中南米チリやペルーなど非鉄金属鉱石の産出が好調な地域の需要が後押ししたものと見られる。
伝動ベルトは905tで同15%減となり、4ヵ月連続で減少した。内需は同14%減、輸出は同22%減。内訳では歯付ベルトが同8%減、Vファンベルトが同17%減、その他ベルトが同12%減となった。
1月の伝動ベルトは、主要需要先の
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