東洋ゴム工業は3月4日、鈴鹿サーキット主催の「モータースポーツファン感謝デー」において、3月7日、8日、同社がサポートするドリフトチーム「チームトーヨータイヤドリフト」によるデモランを実施すると発表した。
毎年、同企画はさまざまなクラスのデモランや人気ドライバーのトークショー、往年の名車の展示など、モータースポーツを楽しむファンの恒例のイベントとなっている。
同イベントの開催時刻は、8時から21時まで(最終日は18時まで)。
費用は、大人1700円(公式サイトより入園無料招待券を入手可)。駐車場利用は有料。公式Webサイトはhttp://www.suzukacircuit.jp/msfan_s/。
今回、このモータースポーツの祭典のなかで、同チームがドリフトのデモンストレーション走行を実施する。これは、4月から開幕するドリフト競技「2015 D1グランプリシリーズ」の全参戦チームを代表して同チームの3選手(川畑真人、内海彰乃、田中省己)が出演するもので、D1の熱気を伝える「D1 アルティメイト3」と命名されている。
3選手ともシリーズ参戦車両を操縦し、超高速コースとして注目される鈴鹿サーキットコースをハイスピードで迫力満点のドリフトパフォーマンスを行なう。
また、通常は見ることのできない3台そろってのスペシャルパフォーマンスも披露する予定。緻密な計算と高度なドライビングテクニックにより、芸術的で華麗な興奮を伝える。
「D1グランプリシリーズ」とは、ドリフト走行における走行技術の精度、華麗さなどの芸術性をポイント化し、年間5~6戦のシリーズを通じて総合チャンピオンを争う、日本発祥のモータースポーツだ。
なお、7日は同サーキットが子ども向けに運営するモータースポーツのファンクラブ「コチラレーシングファンクラブ」会員を対象に、同乗走行も実施する。D1ドライバーのドライビングテクニックを体感できるチャンスだ。