三井化学 上海のコンパウンド拠点が営業運転開始

2015年03月16日

ゴムタイムス社

 三井化学は3月16日、「三井化学功能複合塑料(上海)有限公司」(以下:MFS)を2015年3月に営業運転開始したと発表した。

 同社は2012年10月中国上海市にミラストマーおよびアドマーを製造・販売するMFSを設立し、プラント建設を進めてきた。株主は三井化学100%。生産能力は1万1000トン/年。

 MFSは、拡大する中国の自動車及び包装市場に対応し、需要を獲得するため、華東地区を拠点とし、将来的には、同地区における同社グループ全体のコンパウンド拠点としての役割を果たしていく。

 同社グループは、同工場の稼働開始により、高品質の製品を供給する製造・販売・技術サービスを拡充し、更なるコンパウンド事業の強化・拡大を積極的に進めていくとしている。

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