住友理工がこのほど開催したメディア懇親会で、新事業分野のひとつである介護・福祉製品「歩行アシストスーツ」をPRしていた。
同会では、は同製品を装着する機会があったので装着した。実際に装着してみると、想像していた以上に重さを感じず軽く感じた。また数歩歩行していくと、腰部に搭載した制御回路とバッテリーが作動、モータによりアシストベルトが牽引し、下肢の振り出をアシストする感覚を体験した。
同社は「今年中にモニター販売などを通じて、歩行アシストスーツをさらに改良していく。将来的に、この歩行アシストスーツが外で使っても違和感がないような製品にしていきたい」と意気込みを述べていた。
今後、高齢化が進む中、介護、福祉分野の需要はますます伸びていくだろう。歩行アシストスーツは介護・福祉分野で注力していく同社のものづくりに対する想いを強く感じる製品であった。
全文:約383文字