東ソーは2015年度入社式を開催した。
新入社員に対して、宇田川憲一社長のあいさつは以下の通り。
社会人としての第一歩を踏み出した皆さんに、心からお祝いを申し上げます。東ソーに働く仲間として、皆さんを迎えることができ、大変喜んでいます。数ある企業の中から、東ソーを志望してくれてありがとうとうございます。
東ソーは、大手化学メーカーに位置付けられますが、これら大手の中では規模はそれほど大きくありません。しかし、ここ数年、従来のコモディティ主体の事業スタイルから、スペシャリティの拡大に舵を切り始めており、特に株式市場はそれを評価して株価も以前に比べれば上がっています。
また、昨年は、ある雑誌にホワイト企業として取り上げられ、色んな人から声をかけていただきました。決して甘ったるい会社ではありませんが、比較的働きやすい、働き甲斐のある会社だと思っています。皆さん、いい会社に入ったと自信を持って下さい。
さて、入社式に当たり3つのことをお願いしておきます。
1、会社はマグロと同じで、泳ぎ続ける、変わり続けなければ死んでしまいます。若い皆さんの力で、東ソーをドンドン変えていっていただきたい。挑戦する勇気を持っていただきたいと思います。
自分は何もしないで、挑戦する人を後ろから批判する、評論家にはならないで下さい。
2、会社の仕事は一人ではできません。他人との係り、コニュミケーションが大事です。
メールでの連絡ばかりでなく、直接会って話をしてください。
3、最後に英語です。苦手な人もいるでしょうが、外国人からの電話を取ると返事もしないで切ってしまう、ということの無いよう勉強してください。
当社の売上の約40%が海外です。それだけ英語に接する、必要とする場面が多いと覚悟してください。