ブリヂストンは2015年度入社式を開催した。
新入社員に対する津谷正明代表取締役CEO兼取締役会長のあいさつは以下の通り。
ブリヂストングループを代表して新しい仲間になる皆さんを歓迎します。
学生とは異なり、今日から皆さんは報酬をもらうプロフェッショナルである。それに伴い、責任も重くなる。また、社会的存在として、社会のルールの中で生きていることを認識して行動してほしい。
組織にはそのルールがあり、組織体が合理的・機能的に動くために役割がある。それぞれ期待されていることや立場があることを組織人として認識してほしい。また、自分が上の立場だったらどうするのかを常に考えてほしい。そのことが自分を成長させる上で非常に重要となる。
自分とは全く違う背景や考えを持つ人たちと人間関係を構築していくことが必要になる。特に必要なことはコミュニケーションである。毎日顔を合わせている相手でもお互いに誤解をする。また、双方向だけでなく、多方向でも相手に理解してもらうことが大切である。自分の考えを相手に伝え、相手の言っていることを理解するためには努力が必要であることを認識してほしい。
ブリヂストンは、「最高の品質で社会に貢献」という使命と、その使命を果たすためにブリヂストン社員として常に意識していたい姿勢である4つの心構えで構成される企業理念を基本報として、経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』 の達成を目指し、その変革の途上にある。また、その全ての活動を支えるのが「コミュニケーション」「チームワーク」、そして「ボトムアップ」である。
ブリヂストンは世界中で事業を展開している。その中でビジネスを行うには英語が必要となる。英語は時簡をかければ誰でも上達する。今日から少しずつ積み重ねていってほしい。
個人として自立することが色々な場面で求められていることを理解してほしい。また、これまで以上に苦しいことや難しいことに直面すると思うが、それを乗り越えることで人は大きく強くなる。そして学ぶ姿勢、向上心を常に持ってほしい。
私も皆さんと一緒に、ブリヂストンをもっと良い会社にするために努力していきます。