横浜ゴムは4月1日、14日から3日間、ドイツのハンブルグ・メッセで開催される「エアクラフト・インテリアズ・エクスポ2015」に出展すると発表した。
民間航空機のラバトリー(化粧室)をアップグレードするためのレトロフィット(換装)モジュールをはじめとしたラバトリー関連製品を紹介する。
同社は民間航空部品のタンク、断熱材、軽量複合材、ハニカム構造材など幅広い製品を製造、販売している。特に軽量複合材を利用したラバトリーモジュールは高い評価を受けており、ボーイング757に続き、2004年からはボーイング737ファミリーにも供給しているほか、エアライン各社向けに補修交換用のオーダーメイドでの開発・販売も行っている。このほか、民間航空機用部品として飲料水用タンクやボーイング747-8I向け機内用階段などの供給も行っている。
同展は、航空機の内装品や関連材料、最新技術などが一堂に会する世界的な展示会で、2015年は春にハンブルグ、秋にはアメリカのシアトルで開催される。機体メーカーや航空会社などに商品をアピールする最適な場となっている。