ブリヂストンは4月2日、横浜市水道局との間で「エコピアの森横浜in道志」プロジェクトの活動を今年4月から2018年3月まで継続する協定を4月1日に締結したと発表した。
2010年1月より実施してきた同プロジェクトでは、横浜市水道局が実施する「水源エコプロジェクト・ウィコップ」に参加し、従業員ボランティアによる森林整備活動や森林教室を開催してきた。同市水道局との協定は2015年3月に満了したが、同社は同プロジェクトを従業員や地域住民、顧客に生物多様性の重要性について知ってもらう有意義なイベントと捉えており、引き続き協定を締結し、活動を継続することになった。
同市水道局が山梨県道志村に所有する、約7・43haの水源林の整備について、民間企業・団体と協働して行うプロジェクト。民間企業・団体の希望により、対象となる森林の区画に名称をつけることが可能。また、間伐作業によって新たに吸収されるCO2量について、山梨県の「やまなしの森づくり・CO2吸収認証制度」により認証を受けることも可能。
同社は、工場など国内事業拠点の周辺に森林整備区域「エコピアの森」を設け、間伐などの森林保全活動を推進している。「エコピア」は同社の低燃費タイヤの最高峰となるブランドで、「安全性」「低燃費性能」「ライフ性能」を高次元で実現している。
同社グループは持続可能な社会の実現に貢献するという考えのもと、環境長期目標を策定し、さまざまな活動を進めていくとしている。