日本プラスチック機械工業会は、このほど7月のプラチック加工機械の生産実績をまとめた。
プラスチック加工機械の生産実績は前年同月比9・1%減の1068台、金額は同10・5%増の139億6800万円となった。前月比では、台数が13%減、金額では1・5増となり、いずれも台数は減少したが、金額は増加した。
機種別では射出成形機が同11・4%減の909台、金額は同3%減の97億1000万円となった。
型締力別の内訳では、100㌧未満が同33%減の306台、金額は同30・8%減の19億7600万円、100㌧以上200㌧未満は同8・6%増の368台、金額は同3・8%増の29億2000万円、200㌧以上500㌧未満は同0・5%増の190台、金額は4・5%増の29
億2200万円、500㌧以上では9・8%増の45台、金額では同22・4%増の18億9200万円と、4機種中3機種が増加となったが、前月比では100㌧未満が大きく減少した。
押出機は前年同月比では44・8%増の42台となり、5月に比べ6台増加した。金額では313・2%増の24億0500万円と4倍近く増加した。
ブロー成形機は、同34・4%減の40台、金額では7・1%増の13億4000万円となった。
一方、6月の各成形機の輸出実績は射出成形機の輸出では20・3%減の1102台だったが、押出成形機では11・5%増の58台、ブロー成形機では47・9%減の25台となった。押出成形機の輸出は増加したが、前月比では55・7%減となった。