豊田合成 美和技術センターで植樹会を実施

2015年04月08日

ゴムタイムス社

 豊田合成は4月6日、5日に美和技術センター(愛知県あま市)で地域住民や地域小学生、従業員とその家族など約820名のボランティア参加により、約5500本の苗木を植樹したと発表した。

 「工場の森づくり」活動は、「世界60拠点で60万本の植樹」を目標に会社創立60周年の2009年にスタートし、今回で累計20拠点目(国内9拠点目)となり、25万4300本を植樹した。

 同活動は、工場緑化の推進(生態系保護の促進と地球温暖化対策に貢献)、社員の環境意識(エコマインド)の向上と一体感の醸成、地域住民と一緒に取組むことによる地域社会との融和をねらいに、国際的な植樹の第一人者である、宮脇昭氏提唱の「本物の森づくり」に則って実施している。

 宮脇方式では、土地本来の植生種による多層構造を持つ森を作ることにより、地震や津波、火災等にも強い森ができ、およそ植樹から3年後には人による管理が不要になる「本物の森」となる。

 今回は、「シイ・タブ・カシ類」など47種を「混植・密植」させ「競争と共生」を図りながら「本物の森づくり」を目指すとしている。

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