住友ゴム工業は4月4日、今年で8年目となる「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」を全国47都道府県の53会場で実施した。
「ダンロップ タイヤ安全プロジェクト」は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧点検、残溝チェック、タイヤ表面の損傷などを調べる外観チェック等の点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について紹介する冊子を配布するなど、ドライバーの皆様にタイヤの日常点検の重要性を訴求する活動。
全国47都道府県の道の駅やショッピングセンターなどで年2回実施し、これまで延べ5万7千台を超える車両のタイヤ点検を行ってきた。
首都高速道路大黒パーキングエリアで行われたタイヤ点検では、山本悟取締役常務執行役員はじめ、東京本社などから約22名が参加し、点検メンバーが積極的に点検を呼びかけ、空気圧管理の必要性をアピールした。
山本悟取締役常務執行役員は「この活動も8年目を迎え、点検台数も今年で6万台を達成できる見込み。大黒パーキングエリアでは5年目となり、ドライバーにも定着してきており、声掛けもしやすくなった。ドライバーにタイヤ点検の重要性を理解して頂き、ドライブを楽しんで頂きたい。今年もより多くの皆さんに安全点検をしてもらいたい」と挨拶した。
点検では、エアが不足している車にはドライバーの了承を得て空気を充填したほか、残溝不足や損傷などをチェックしたシートをドライバーに手渡していた。
さらにタイヤの安全で正しい使用・管理方法について紹介した冊子の配布を行うとともに、子どもたちには、夜間でもライトなどに反射して光り、交通事故の防止につながるオリジナルリフレクターを配った。
なお、山本常務はニッポン放送、TOKYO FMを通じ、ラジオでも点検活動をPRした。
今回の点検では、車の先頭後方にコーンを置き、周辺を確認しながら安全点検を行うなど、安全により一層配慮した点検となった。
同パーキングエリアでは、午前10時から午後4時まで点検を行った。