【統計表2点あり】
日本ゴム輸入協会が発表した天然ゴム営業倉庫在庫推移によると、生ゴム在庫量は3月上旬が1万1904tで前旬比3・0%減、3月中旬は1万1858tで同0・4%減、3月下旬は1万1622tで同2・0%減となり、6旬連続で減少した。前月末比では5・3%の減少。
14年下期以降の国内生ゴム在庫量は、減少基調の中で11月中旬に1万tを切った後、上昇に転じて1万3000t前後で推移していた。2月以降6旬連続で減少したことから、在庫量は1万1000t台になった。
昨年3月末時点の営業在庫は2万2059tだった。東南アジアでの天然ゴム生産量の増加、消費増税前の駆け込み需要への対応などの要因から、在庫量も高い水準を保っていたが、中国の景気減速に伴う需給の緩みや
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