東和コーポレーションは4月15日、手袋をつけたまま指先だけを出し入れすることによって情報端末の操作等を容易にすることが可能な「指先が出せる便利な手袋」を4月20日より発売すると発表した。
同製品の生産国は中国(東和自社工場)。カラーはバーガンディ。サイズはS・Mの2サイズ。材質はニトリルゴム/ナイロン。価格はオープン。
この「指先が出せる便利な手袋」は、親指、人差し指、中指の片側に切り込みを入れ、タッチパネル操作などを容易にすることを目的とした背抜き手袋。全国のホームセンター、ドラッグストアなどで販売する。
「手袋をしたままでも情報端末を操作できるような工夫がされた手袋が欲しい」――製品開発のきっかけは、運送や倉庫業界の顧客からの意見だった。
これまでスマホやタブレット等の情報端末の操作や、伝票への記入、宛名シールの貼付などの作業をする度に、手袋を着脱する必要があり、作業効率の低下につながっていた。今回発売する「指先が出せる便利な手袋」は指先が容易に出し入れできることにより、作業効率の大幅な向上が見込める。
また、通常の手袋にハサミやカッターナイフ等で切り込みを入れると、編み手袋の糸がほつれやすくなってしまうが、長時間の使用でもほつれにくくなるような熱処理加工を行っている。