豊田合成は4月14日、社会貢献活動の一環として実施している「一宮少年少女発明クラブ」の2015年度開講式と今年度第1回のものづくり教室を開催したと発表した。
同クラブは、一宮市内の小学校4年生から6年生までの児童を対象に、ものづくりを通じて発明や科学技術に対する夢と情熱を育み、創造性豊かな人間形成に貢献することを目的として2007年に設立し、今年で9年目を迎えた。
今年度は過去最多となる145名のクラブ員を迎え、ものづくり教室(LED・電気基盤・木材などを用いて毎月のテーマに応じた創作活動)、自然観察会(「豊田市自然観察の森」にて昆虫・植物などの観察会)の教室を10回/年開催し、ものづくりを楽しむ場を提供するとしている。
同社は、同クラブの立上げ当初から全面的なサポートを行い、企画・運営への参画、指導員および指導員サポート(ボランティア)の派遣、会場の提供等を行っている。
開講式は4月11日、9時から9時30分まで、同社のサンコートイースト多目的ホール(愛知県稲沢市井之口町)で行った。出席者は、クラブ員64名(小学4年生のみ)、および指導員、スタッフ、同社従業員によるボランティアなどを含めた103名。
第1回ものづくり教室も同日開催し、小学4年生は「空気の力で進む車を作ろう」、小学5年生は「ブレッドボードを作って電子回路を作ろう」、小学6年生は「暗くなると点灯するランタンを作ろう」にそれぞれ参加した。