ブリヂストンは4月20日、18日の「発明の日」に、同社グループの知的財産活動への取り組みについてまとめた「2015知的財産報告書」を同社WEBサイト上で公開したと発表した。
同社は2004年1月に経済産業省が公表した「知的財産情報開示指針」に沿って2004年から知的財産報告書を発行しており、今回で12回目の発行となる。
「発明の日」は、特許、意匠、商標などの産業財産権制度の普及・啓発を目的に1954年に制定された。同社は、ステークホルダーに産業財産権について考え、同社グループの知的財産活動に対する理解を深めてもらう機会とするため、「発明の日」に同報告書を発行した。
同報告書では、2014年に成果のあった知的財産活動の事例や同社グループが今後取り組むべき知的財産活動の課題などを紹介している。具体的な事例として、乗用車用タイヤ「レグノ GR―XI」に関する戦略的な知的財産活動を取り上げている。
同社グループでは、企業経営を支える重要な経営資源として知的財産を位置づけており、企業価値の最大化に貢献する知的財産活動を推進している。同報告書を通じて、同社グループの知的財産活動に対する理解を更に深めてほしいという考えだ。
なお、同報告書は、紙資源節減のため紙媒体での発行は行わず、WEBサイトでPDF版を公開している。
WEBサイトURLは、http://www.bridgestone.co.jp/corporate/library/ip_report/index.html。