国内生産体制を再構築 京都新工場で高効率化
住友理工は産業用ホースの国内生産体制の再構築を図る。
同社は中期経営計画「2015VISION」の中で、2020年代初頭に売上高1兆円とする目標を掲げており、その一環として、ホース事業もその一翼を担うべく産業用ホース事業の拡充・強化に注力している。このため、産業用ホースの製造会社「TRI京都」を京都府綾部市に新設、先に新工場での生産を開始した。
同工場は、ホースの生産単長を従来の3倍に高める新製法を導入するなど、工程連結・長尺化と生産コスト低減を図っているのが特徴で、中国・インド・ロシアのマザー工場という役割も担うことになる。
同社の産業用ホース事業部では