旭化成ケミカルズは4月27日、シンガポールで進めている省燃費型高性能タイヤ用スチレンブタジエン(S―SBR)の第1期第2ステッププラント(5万t)の商業運転を5月末から開始することを明らかにした。
これにより、同社のS―SBRの海外生産能力はシンガポールの第一系列(年産5万t)と合わせ]10万t。国内の川崎工場(16万5000t。うち10万5000tがS―SBRとBRの生産能力、残りがTPE等)、大分工場(6万t。うち3万5000tがS―SBRとBRの生産能力、残りがTPE等)の14万tと合わせ、24万t体制となる。