住友ゴム工業は5月1日、オーストラリア連邦に2014年12月に設立した現地販売会社スミトモラバーオーストラリア(SRAU)の開所式を4月30日に実施したと発表した。
同社はタイヤ事業におけるグローバル展開の一環として、豪州市場での市販用タイヤの販売強化を図るため、住友商事との合弁により、現地販売会社をオーストラリア連邦に設立し、2015年3月から営業を開始している。
開所式では、池田社長が、「お客様に魅力ある商品をご提供し、販売の強化を図る。オーストラリアで尊敬される会社を目指したい。」と挨拶した。
SRAUでは、豪州の市場ニーズを的確に捉えた商品投入および販売活動の展開とフランチャイズ販売網の活用により顧客満足度の向上を図り、市販用タイヤの販売拡大を目指す。
SRAUは資本金が2000万豪ドル(約20億円)、出資比率は住友ゴム工業が75%、住友商事が25%。本社所在地はオーストラリア連邦シドニー。代表者は古浜憲一氏。業務内容は豪州における市販用タイヤの販売。取扱ブランド はFalken、Sumitomo。社員数は56名(2015年3月時点)。会社設立時期は2014年12月。