【統計表2点あり】
4月の東京ゴム相場の推移を見ると、先限(9月限)終値は204円台から始まり、初旬には194円台まで下落。中旬は195円~200円のレンジでもみ合った後、下旬になると上海相場の上昇を手がかりに一気に上昇。月末には218円台まで上昇した後、217円ちょうどで大引けを迎えた。
当限(4月限)は206円~208円のレンジで推移した後、中旬に200円を割り込んだものの、23日に206円40銭をつけて納会を迎えた。
24日発会の新甫10月限は206円ちょうどからスタートし、月末の終値は218円60銭だった。
天然ゴムは4月から減産期に入り、ゴム相場は崩れにくいと言われているが、生産国の価格維持政策も種切れの様相を呈し、産地では価格の下落が続いていた。
一方、世界的な需給の緩みと並ぶ、ゴム相場下落のもう一つの大きな要因だった原油