日本ゼオンは5月8日、決算説明会を開催し、南忠幸常務執行役員が2015年3月期連結決算の説明を行った。
売上高は3075億2400万円で前期比3・7%増、営業利益は282億4500万円で同5・5%減、経常利益は310億9800万円で同4・5%減、当期純利益は190億8000万円で同2・9%減の増収減益となった。
売上高については、海外市況の悪化などにより価格要因がマイナスとなったが、販売数量の増加と円安によりエラストマー素材・高機能素材ともにプラスとなり、過去最高の売上高を達成した。
営業利益は原料価格の下落・円安のフォローがあったものの、エラストマー素材の