椿本チエイン チェコに自動車部品の製造・販売会社設立

2015年05月11日

ゴムタイムス社

 椿本チエインは5月8日、同日開催の取締役会において、同社在オランダ子会社である椿本ヨーロッパの100%出資によりチェコ共和国コリーン市に自動車部品の製造・販売会社の設立を決議したと発表した。

 同社は、自動車エンジン用タイミングチェーンドライブシステムのサプライヤーとして、世界7極でのグローバル生産体制にて国内外の自動車メーカーに同システムを供給している。

 欧州市場向けにはツバキモトU・K(英国)から同システムを生産・供給しているが、欧州自動車メーカー向けビジネス拡大に対応するため、欧州第2の製造拠点としてチェコに新会社ツバキ・オートモーティブ・チェコ・リパブリック(仮称)を設立することとした。

 同新会社の代表者は未定。所在地はチェコ共和国中央ボヘミア州コリーン市(プラハから約55km)。設立は2015年7月(予定)。主な事業内容は自動車部品の製造・販売。決算期は3月。資本金は4210万5000チェコ・コルナ(CZK)/約2億円(椿本ヨーロッパ100%出資)工場の敷地面積は約4万1000㎡(建築面積:約5000㎡、第1期)。稼働予定は2017年11月。従業員数は2017年工場稼働時約40名、2019年約80名(予定)。

 同社は、同件が2016年3月期の同社連結業績に与える影響は軽微であるとしている。

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