豊田合成 上海TGが新拠点の開所式を実施

2015年05月13日

ゴムタイムス社

 豊田合成は5月12日、同社の中国・上海市の拠点である豊田合成(上海)管理有限公司(以下、上海TG)が、技術開発機能を強化するため、1月に上海市閔行区の新拠点へ移転し、5月11日に「開所式」を実施したと発表した。

 開所式は政府関係者、顧客をはじめ関係者が出席し、上海TG総経理の大西氏は「移転により実験エリア・試験設備を持つことができ、製品や材料の評価を中国で完結できるようにした。今後も地域マネジメントの強化に注力するとともに、地域の発展により一層貢献していきたい」と抱負を述べた。

 同社は今後も成長する中国自動車市場の顧客ニーズに対応し、顧客に選ばれるグローバルサプライヤーを目指していく方針。

 上海TG新拠点は中華人民共和国上海市閔行区に所在(上海虹橋国際空港から南約10km)。稼動開始は1月。投資額は約1800万元(約3億円)。延べ床面積は2400㎡(オフィス:1200㎡、実験棟:1200㎡)。

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