㈱カテックス(名古屋市中区、加藤巳千彦社長)は5月20日午前10時―午後5時にわたり、名古屋国際会議場において「カテックスフェア2015」を開催した。
開催に先立ち、加藤社長がが出展者を前に同展示会の抱負を語った。
同展示会では、ホースメーカーをはじめとする協力企業約30社、内外のカテックスグループ企業12社が「『Re:innovation(リノベーション)』~グローカル視点で次世代提案~」をテーマに出展した。
ゴム関連メーカーは次の通り。
三ツ星ベルト
ギガトルクシリーズや農業機械用VベルトのSUPERAG―Xなどの伝動ベルトおよび関連機器を中心に紹介した。
また、超高分子量ポリエチレン素材「クリンピーUH」シリーズも出品することで、抗菌・防カビ性を訴求した。
同社では、工作機械ゾーンでも付加価値が高く、工作機械の生産性の向上に寄与する三ツ星エンジニアリングプラスチックや三ツ星スターワイヤーの製品も出品した。
フォルボ・ジークリング・ジャパン
モジュラーベルトのプロリンクや食品搬送・加工ベルであるトトランジロンの新HACCPシリーズなどを出品。
プロリンクに関しては、プラステックモジュールの特徴の用途に合わせて特化したラインナップを提案し、実際に製品が動いているところを見てもらうことで機能性をPRした。
ニッタ
ブルーベルト、はめぱっちん、ユニッタメクトロールのほか、エンドレス工具セットのポリスプリントを紹介。
ポリスプリントの特長は、通常エンドレス加工に約一時間かかるものを同製品を使用することで約15分で可能になる点。実演することにより訪問者に性能性の高さを訴求した。
また工作機械のブースでは、高速、長寿命化を実現した高速対応ワイパ・GWシリーズも出品した。
トヨックス
省エネ・食の安心安全をテーマに工場設備配管用ホースのハイブリッドトヨロンホースや作業標準化・省エネ配管用ホース継手のトヨコネクタなどを紹介した。
ブースでは、省エネ比較として、継手の違いによる圧力損失比較を実演。圧損が少ない方が早く水がなくなり、その結果省エネに貢献することがわかるように解説した。
カナフレックスコーポレーション
工業用ホース、土木用パイクのほか、独自に開発した強化パネルを裏打ちした天然石複合パネルの「カナストーン」を出品。
土木用では新製品のカナパイプを紹介。同製品の継手部分はボルト締めなどが不要なワンタッチ接続を採用することで、施工性の向上、止水効果をPRした。