ブリヂストンと野村不動産、長谷工コーポレーションの3社は5月22日、建物の水回り設備を自由に配置・設計することが可能になる「サイホン排水システム」を共同開発したと発表した。
水回りの中でも配置の多様化ニーズが高いキッチンを先行して実用化し、その後、ユニットバスやトイレ、洗面化粧台などにも広げていく。
同システムは、従来の内径40~75mmに比べ、半分程度の細さの20~25mmの排水管を使用。各戸の排水は、建物の各階を縦に貫通して下水に通じる「排水立て管」に、1つ下の階で合流させる。
これにより