三ツ星ベルトは5月25日、東京・日本橋の日本橋プラザビルで決算説明会を開催した。
同社の15年3月期連結決算は、国内では設備投資の回復に伴い売上が増加、海外ではアジア圏の売上が順調に拡大したことに加え、為替レートが前期に比べ円安になったことから、売上高は662億5100万円で前期比4・0%増となった。
利益面では、営業利益は71億3300万円で同16・5%増、経常利益は82億1700万円で同12・5%増、当期純利益は61億4600万円で同30・2%増。アジア諸国の賃金上昇が利益を下振れさせる要因となったものの、売上高の増加と円安により海外工場の原材料仕入れ価格が低下したこと、原価低減などの内部努力を推し進めた結果、いずれも過去最高を更新した。
四半期の業績推移では、主力のベルト事業が