日本建設機械工業会は5月27日、東京・芝公園の東京プリンスホテル鳳凰の間において平成27年度通常総会を開催した。
冒頭であいさつに立った藤岡純会長は「昨年度の建機需要は、先進国市場が比較的堅調で、その一方中国をはじめ新興国市場の景気が後退し大きく停滞した。また資源価格の低迷を受け、鉱山用建設機械が大きく低速し、まさに景気循環型産業を象徴するような動きを見せた。本年度も新興国市場の鉱山用建設機械の低迷に回復の兆しは見えず、成熟市場である先進国市場は安定需要が見込まれるものの、私どもの建機業界を取り巻く環境は引き続き厳しい状況にある。ただ、国内については、