日本ゴム工業会は5月28日、東京・大手町の経団連会館で第5回幹事会を開催し、ゴム製品の生産・輸出入概況報告や、ISO/TC45国内審議委員会報告などが行われた。また会員への情報提供の一環としてISO/TC45の「第二回標準化相談会」と「事業継続計画(BCP)講演会」を開催することを紹介、参加を呼び掛けていた。
最初に南雲忠信会長があいさつを行い「昨年に比べ景気回復が実感できるようになったとの声も聞こえてきたが、足元を見るとエネルギー価格は高止まりし、原油価格も反発。米国の景気は不透明さを増し、中国など新興国の減速感もある」と、業界を取り巻く環境が厳しい状況にあることを指摘した。
その上で、同会としては