三菱ケミカルホールディングスは5月28日、同社及びその事業子会社である三菱化学と、旭化成及びその事業子会社である旭化成ケミカルズが、水島地区の両社エチレンセンター集約に関する基本合意に基づき、1基に集約したエチレン製造設備を運営する合弁会社の詳細につき検討を進めてきたが、このたび合意したと発表した。
新合弁会社は運営開始が2016年4月1日。社名は三菱化学旭化成エチレン。代表者は今後決定。本店所在地は東京都千代田区内幸町。資本金は20億円(旭化成ケミカルズと三菱化学が折半出資)。売上高は約1600億円。事業内容は基礎石化原料の製造と両親会社への販売、原材料の調達。
現在、両社のエチレン製造設備を運営する西日本エチレン有限責任事業組合は、新合弁会社の運営開始後、集約に伴い不要となる設備の撤去等を行う。