ISO/TC45(ゴム及びゴム製品)国内審議委員会からは、14年の成果および15年重点実施事項について報告があった。
同委員会は、日本の〝強み技術〟と〝高い品質〟が見える「格差付け規格の開発」を戦略テーマとして実施している。
14年においては、ISO分野では重要テーマとして、天然由来材料の利用促進を図る目的で、「ゴムおよびゴム製品のバイオベース度の測定方法」について3部からなる新規提案を行い、8ヵ国から積極参加を受けて承認された。以後、開発を順調に推進している。
JIS分野では、13年度より経済産業省が推進している高機能JISの初テーマとして「建築免震用積層ゴム支承」に関する