住友理工は6月4日、東京支社において前田裕久常務執行役員らが出席し、15年3月期の決算説明会を開催した。
同社の15年3月期決算は、米国及び中国における自動車用品事業が堅調に推移したこと、および円安による為替影響もあり、売上高は4009億3000万円(前期比8・6%増)となり、初めて4000億円台に到達した。
営業利益については、昨年より連結している欧州・南米を中心に事業展開する子会社の業績回復の遅れ、およびのれん償却額の増加による影響が大きく、104億9200万円(同22・7%減)となった。
営業利益段階の増減要因を詳しく見ると、原材料では、天然ゴムの価格下落により約5億円の利益増となったが、