フコク ライフサイエンス事業を強化 猪原昭副社長が説明

2015年06月22日

ゴムタイムス社

 フコクは6月4日、都内で開催した決算説明会の中で、猪原昭取締役副社長が経営環境や今後の施策について発表した。

 15年3月期の連結売上高は700億6700万円で前年同期比9・0%増、経常利益が41億1300万円で同16・9%増の増収増益で、売上は3期連続で過去最高を更新した。
 海外事業については、「昨年、チェコ、メキシコにも新拠点を展開し、稼働準備を進めている。
今後、他地域と同様の規模に育てていきたい」と説明した。

 グループの人員については、海外拠点数の増大に伴い、グループ全体の人員も大きく伸び、国内で129名、海外含めた全体では464名増加した。「グローバルでの事業の拡大にはマネージメントの強化が必要。グローバル人員の最適化を図っている」とし、今後の課題としては「管理系、技術系問わずグローバル人員の育成を行い、各拠点の自主化を促し、国内での負担を軽減していきたい」とした。

 今後の施策としては、①さらなるグローバル化の推進では、主要顧客のグローバル戦略に追随し、新たなエリアで新たな商権を獲得する。

 ②グローバル事業を統括する本社機能の整備では、海外プロジェクトの推進体制の強

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