「安全にはコストがかかる。だが、そこは社員の安全のため、また、信用のために決して手を抜かない。全社的に見ても、治療が必要な事故は手と指、腕に集中している。そこをどうやって守るかというキャンペーンを張って、具体的に落とし込んでいく。例えば、階段の手すりを何人かが掴まなかったら、『なぜか』というところから始めて、どうすれば完全に直せるかまで粘り強く議論して突き詰める。私は階段を降りるときには必ず手すりを掴むし、タクシーに乗ったらすぐにシートベルトを締めるようになった」(キャボットジャパン石合信正社長、同社の安全へのこだわりについて)
全文:約266文字2015年06月29日