住友ゴム工業は6月21日、「チームエナセーブ未来プロジェクト」の一環として、埼玉県さいたま市にある見沼自然公園で「首都圏の大規模緑地・見沼たんぼを100年後の子どもに達に残す」というテーマで環境保護活動を行った。同社グループ、現地ボランティア含め80人が参加した。
チームエナセーブ未来プロジェクトは、日本ユネスコ協会連盟との協働事業として行われている環境保護活動で全国で10のプロジェクトが進められおり、今回の見沼たんぼで4カ所目となる。
見沼たんぼは、東京都心から20~30km圏内に位置しており、約1260haという広大な面積を持つ、首都近郊における貴重な大規模緑地空間であり、日本ユネスコ協会連盟の未来遺産として登録されている。
このため、見沼たんぼ地域、その歴史、農業、自然環境を未来のこどもたちに残すために、ユネスコ・未来遺産見沼たんぼプロジェクト推進委員会が見沼たんぼ地域の情報発信や普及活動などを行っている。
今回の住友ゴムの環境保護活動では、同社グループの社員と家族が同会の会員とともに、水田の清掃活動などを行った。
同社常務執行役員の山本悟ダンロップタイヤ営業本部長は「回を重ねるごとに、参加している住友ゴムグループの社員を見ると、環境への貢献、安全への貢献などを行っていかなくてはいけないという意識が高まっていると感じる。これはタイヤ点検も同様で、継続することが重要。きっちりとスクラムを組んでやっていきたい」と話していた。
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