15年5月のゴムベルト生産実績 コンベヤ国内6ヵ月ぶりに減少

2015年07月02日

ゴムタイムス社

 日本ベルト工業会がまとめた15年5月のゴムベルト生産実績によると、生産量は2262t、前年同月比6%減となり、2ヵ月連続の減少となった。内需は1740tで同13%減、輸出は521tで同15%減となり、どちらも2ヵ月連続の減少となった。

 品種別のコンベヤベルトは1333tで同6%減となり、前月の増加から減少に転じた。内訳は、内需が同1%減で6ヵ月ぶりの減少、輸出は同14%減で2ヵ月連続の減少となった。

 5月のコンベヤは、国内主要需要先の鉄鋼生産は15年に入ってから減少が続いており(日本鉄鋼連盟調べ)、生産減による資材購買への影響がやや遅れて現れたと見られる。一方、輸出は、豪州など石炭・鉄鉱石産出国向けが回復傾向を見せているものの、4月に続いて5月も減少した。ただし、昨年の大幅な減少傾向からは脱したと思われる。

 伝動ベルトは929tで同7%減となり、

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