横浜ゴムは7月1日、同社の技術者4人がゴム技術の研究に関して、日本ゴム協会の「第53回ゴム技術有功賞」と「第62回優秀論文賞」を受賞したと発表した。
ゴム技術有功賞に選ばれたのは、阿波根朝浩氏(2001年に定年退職。2009年まで嘱託勤務)。優秀論文賞には網野直也氏・佐藤正樹氏・石川泰弘氏(2008年に定年退職)の論文が選ばれた。
ゴム技術有功賞は日本ゴム協会の会員の中から、ゴムとプラスチックス工業に関連する生産技術の向上に顕著な功績があり、同協会と日本ゴム工業界に貢献した技術を表彰するもので、基準を満たす技術がない場合は授与しない。今回は阿波根氏だけが受賞した。
優秀論文賞では、過去3年間に同協会誌に発表された論文の中から特に優秀なものを表彰する。今年は28論文の中から、網野氏らの論文を含む2件が選ばれた。
受賞式は5月に京都工芸繊維大学で開催された。