藤倉ゴム工業は7月3日、本社会議室でアナリストミーティングを開催し、中光好社長が2016年度(2017年3月期)を最終年度とする、現行の中期経営計画の達成見通しを示した。
同計画では、3年間合計で売上高950億円以上、営業利益66億円以上を目指している。
初年度となる昨年度の売上高は305億円、営業利益は12億円だった。今年度は売上高310億円、営業利益14億円の予算を計上、最終年度となる来年度は売上高335億円、営業利益24億円を計画している。
つまり、今年度は昨年度に比べ売上高で5億円、営業利益では2億円の増加を見込んでいるが、来年度は今年度より売上高で25億円、営業利益では10億円と、大幅な増加を予想しているのである。
一見するとハードルの高いこの目標について、中社長は達成への根拠を示した。
その要因の第1点は、