住友理工 「学生小論文アワード」の表彰式開催

2015年07月14日

ゴムタイムス社

 住友理工は7月10日、「住友理工・学生小論文アワード」を募集し、6月28日に名古屋市内で表彰式と記念シンポジウムを開催したと発表した。

 同アワードは商号変更を記念して実施したもので、募集テーマは「これからの男女共同参画」。「ダイバーシティ(多様性)」「ワークライフバランス」「インクルージョン(包摂)」などをキーワードに、男女の視点を盛り込んだ「男女共同参画」を考えてもらい、大学生・院生を対象として小論文を募集したところ、全国から50作品の応募があった。

 審査は大和総研の河口真理子氏を審査委員長に迎えて行われ、法政大学・福屋実希子さんらが執筆した「働く人の対等なパートナーシップが築く男女協働参画社会を求めて」を最優秀賞として選出した。表彰式では、最優秀賞から審査員特別賞を含めた7作品を執筆した学生たちを顕彰し、最優秀賞には賞状と賞金100万円が授与された。福屋さんは受賞のスピーチで「男女共同参画を実現するのは、株主・経営陣の意識改革が必須」と述べた。

 表彰式に続き、同アワードの審査員をパネリストに「男女共同参画」をテーマとした記念シンポジウムを開催。「女性の力を潜在化させているのは企業自身ではないか」という提言など、活発な討議が会場を盛り上げた。

 今後も同アワードを継続して実施する予定。

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