住友ゴム T・B用冬タイヤで新製品 耐摩耗性29%低減

2015年07月23日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は7月22日、独自のトラック・バス用のタイヤ技術「デクテス:DUNLOP Energy Control Technologies」を採用した、低燃費スタッドレスタイヤダンロップ「エコルト SP088」を9月から順次発売すると発表した。

 発売サイズは10サイズで、価格はオープン。

 輸送業界では各種コストの上昇などにより、タイヤに対する低燃費性・安全性・省メンテナンス性への要求が高まっている。

 低燃費スタッドレスタイヤダンロップ「エコルト SP088」は、同社独自の材料開発技術フォーディナノデザインにより開発した新カーボンを採用することで、カーボンとゴム分子の結合力を高めた。また新開発の低発熱部材によりエネルギーロスを抑制し、さらに「2層サイドウォール構造」を採用することで低発熱化を実現。これにより、転がり抵抗は耐摩耗性能重視のトラック・バス用スタッドレスタイヤ「SP081」と比較し29%低減している。

 従来より販売している氷雪上性能を重視した「SP001」、耐摩耗性能重視の「SP081」に、今回の低燃費スタッドレスタイヤ「エコルト SP088」を加えることで、幅広いユーザーにより安全で安心な冬道走行を提供する。

 

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