フォルボ・ジークリング・ジャパンは7月23日、宮城県仙台市のTKP仙台カンファレンスセンターで「Forbo Forum(フォルボフォーラム2015」を開催した。
販売代理店、機械メーカー、エンドユーザーらが参加。
同フォーラムは製品の販路拡大を目的に、昨年大阪で開催され、ユーザーから大変好評だったため、15年は地方を中心に博多(7月2日)、金沢(7月8日)、仙台(7月23日)の3ヵ所で展開。合計で約140名の参加があった。
テーマは「見る・聴く・触れる~今日から活かせる問題解決力アップセミナー~」で、技術的な視点で問題解決を提案するセミナーや新製品の紹介などの3講演が行われたほか、参加者が製品に直接触れることができるように、同社の新製品などが展示されていた。
同セミナーでは、山崎眞一営業推進部専門課長が「ベルトの蛇行―聞くに聞けなかった蛇行について―」のテーマで講演。
ベルトの蛇行が発生した場合について、山崎課長は「なぜベルトの蛇行が起こったのかを突き止めた上で、ベルトが原因なのか、機械が原因なのかを明確にしなくては真の解決にはつながらない」と解説した。
続いて、伊藤敬典シール営業部部長が同営業部の強みを述べたあと、大森明彦シール営業部係長が「油圧シリンダーの油漏れ対策とメンテナンスの軽減」のテーマに、具体的に改善事例を挙げながら説明した。
新製品の紹介では、山口英一東日本支店支店長が、新ボックスフォルダータイプ、非粘着タイプ、フルシールHACCPシリーズなど各新製品の特長を分かりやすく伝えた。
その後、展示してあるベルト新製品の詳細を参加者に向けて紹介したほか、環境対策向けのバイオマスウレタンで構成されたバイオベルト、モジュラーベルトの新シリーズ、オイルシール/Vリングシールなど製品の充実さも訴求した。
同フォーラムの開会のあいさつで、巽正明ベルト営業部本部長は「主力製品として、食品の業界を中心に、より食の安心・安全に貢献する製品を展示した。また自然環境を配慮して二酸化炭素の削減したベルト製品なども紹介している。このフォーラムで、明日から営業活動に役立てるようなお手伝いができればと思う」と述べた。
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