日本ミシュランタイヤは7月30日、日本の輸送事業者がタイヤに求める諸性能を高いレベルで実現することを目標に開発された日本専用トラック・バス用低燃費オールシーズンタイヤ「ミシュランXZN+ ミックス エナジー」を、8月10日より順次発売すると発表した。
発売サイズは計5サイズで価格はオープン。
同製品は、転がり抵抗低減、ロングライフ性能ならびに優れたグリップ性能など、輸送事業者が求めるタイヤの諸性能を高い次元で実現したトラック・バス用低燃費オールシーズンタイヤ。特にロングライフ性能において最終寿命を10%向上させている。
近年輸送事業者の環境負荷低減ならびにコスト削減への意識の高まりにより、タイヤには低燃費性能に大きく影響する転がり抵抗低減が求められている。一方、タイヤには転がり抵抗性能の他にもグリップ性能やロングライフ性能など様々な性能が求められている。同社は、「レインドロップサイプ(自己再生する溝)」や「ダブルウェーブサイプ」などに加え、最適化された「ENERGYコンパウンド」を採用するなど、独自の技術を組み合わせることで転がり抵抗低減のみならず、事業者が第一優先にすえる安全性能や経済性に大きく影響するロングライフ性能などの諸性能も高いレベルで実現した。
なお、同製品は同社の主要トラック・バス用タイヤ同様、リグルーブやリトレッドにも対応する。